常に悟りは脚下にあり。

私たちインストラクターは資格の更新も兼ね、講習会があります。

長く続ければ続けるほど、自分の指導のパターンが出来上がってしまうものですが、

より深く生徒さんが求めているものを提供できるように、こうやって講習会で学び

他の先生方とお会いすることで自分の指導がブラッシュアップするのです。


私が気をつけている学びの姿勢の中に、

「常に悟りは却下にあり」

というものがあります。

遠くに修行に行くことが素晴らしいこと、得られるものがあると思っている人は、

悟った気になっている。

「自分はあなたとは違う」という差をつけようとすること自体が、悟りから遠いのですよ。

という教えです。

いつも自分の足元を見ること、自分が経験したことの中でしか、人は悟れないのです。

だから

「常に悟りは却下にあり」

なのです。


今はSNSが主体となった情報過多な時代ですから、なんでも調べたら秒速で結果が得られます。

たくさんの情報を取り入れたらまるで博識になったかのような気分になりますが、

それはそれを発信した人の知識であって、私の知識ではない。

だから、私は自分が自分の身体で経験して得たものだけを信じ、

常に繰り返し眺めて考えて理解するようにしています。


決して指のスクロールで得たものを自分のものにしないように気をつけるのです。

画面上にあるものは、真実ではなく、

人の注目を集めるためだけに書かれたものかもしれないのですから。



久しぶりのブログになりましたので、改めてご紹介を。

私のピラティスレッスンでは、

ザ・ピラティス!と言う動きを教えているクラスではありません。

ピラティスで得た学びと、日本人の骨格を意識した上で、

生徒さんの身体の癖、または、痛み、それはどこからくるものなのか、

一緒に学びながら、整えていくレッスンです。

なので、非常に頭を使います。

見よう見まねで動きをして、爽快感や達成感を得るだけでよければ、

YouTubeで十分事足ります。

 

私自身の目標は、とにかく内臓や関節を無駄に消耗せず、命尽きるその日まで

人生を楽しみながらメンテナンスして生き抜くことです。

それが、痛みも故障もなく長く使える身体にになるわけです。


みなさんにも目標が、痛みから解放されたい、痩せたい、前向きになりたい、

元気になりたい、など、いろいろあるでしょうが、

そこに執着する前に、気づきがあるレッスンだと思っています。☺️


2023年5月より、新規生徒さん募集を再開しました。

ご興味ある方は、お問い合わせください。

ご縁を楽しみにお待ちしております。



機能的ピラティス

筋肉の働き、骨の動きを知って 身体で学ぶピラティスレッスン 見せる身体より、 動ける身体を。 ⠀ ⠀ ⠀

0コメント

  • 1000 / 1000