ピラティス解剖学と人生最終目的の話
ありがたいことに、最近はコンスタントにピラティスレッスンに
来てくださる方が増え始めて、感謝の日々です。
レッスンに来ていただいた方々の悩みや癖をヒントに
復習をしています。
子供の頃、美術部でしたが、
こういう勉強をするときに案外、役に立つものですね
自分で描いていくと、さまざまな気づきがあります。
体験にいらしたお客様のメールの一部をご紹介します。
年々悪くなる膝に走ることへの不安と、
可動域の悩みがおありでした。
膝の痛みは5年ほどいろいろ試している様子ですが、
改善せず、リハビリ発祥というピラティスの話をしり、
体験をしてみたいと、ご連絡をいただきました。
一度で効果は期待しないでくださいねと話しましたが、
その後、先のメールをいただき、
いつもと違う膝の感覚に喜びの感想をいただきました。
ありがとうございます
私が行うピラティスは、気持ちよく動くだけでなく、
そのかたの癖や、苦手な動き、動きにくい方の体を意識して
使うようにしています。
身体の歪みを整えるイメージでしょうか。
歪みを整えなければ、筋肉の動かし方を間違えて育てることになります。
ゆえに、
バランスの悪い体になるわけです。
時期も暑くなってきたので、
「痩せる!」や「ダイエット!」という文字があちらこちらで
注目を浴びる時期になってきました。
なぜ
「今から●kg痩せる!」のような謳い文句が何年も繰り返されるのか。
なぜ誰しも、毎年同じ悩みを持ち続けるのか。
考えたことはあるでしょうか。
痩せることばかりに注目して
本質を見ていないからです。
痩せるということは、実は真剣に向き合わねばならないことで、
脂肪が落ちているようなイメージかもしれませんが、
簡単に数字が落ちた時には、
手っ取り早く筋肉が消費されたと考えるべきです。
中年以降は、そいういうリスクを考えて
痩せるということに
向き合わねばならないのであります。
目先の結果ではなく、
10年後をイメージしたことはありますか?
10年後、今のままの体力だという自信はありますか?
見た目、
ではなく、
体力です。
今は、人生100年時代と言われています。
なんとなく、80歳ぐらいの人生設計をイメージしている方、
80歳になった時に、あと20年もある!という
楽しいイメージを持てるのか、
あと20年どうすればいいのだろう。
という不安のイメージを持つことになるのか。
それを想像したらば、
今、自分には何が必要か見えてくるはずです。
本質とは、そういうことです。
私は、今、40代ですが、
20代の体力を持ち合わせる気持ちでいないと、
60代で40代ほどの体力を維持できないと考えています。
マイナス20歳計算です。
そういうイメージを持っていれば、
100歳になる頃には、70代の体力で、
上手にリタイヤできることでしょう。
家族に迷惑をかけずに充実した人生を
送ること、それが私の人生の最終目的であります。
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